債券のバリュー

発行後の債券のバリューは、あくまで市場原理にしたがって時価で決定されることを投資家に対して念押ししています。不動産投資市場においても、アメリカではあくまで時価を重視する市場原理が貫かれています。不動産投資信託(REIT)はまさにその代表です。現在、アメリカには二○○近いREITが証券取引所に上場されていますが、個別のREIT株については、証券会社の店頭に行けばすべてその時価を知ることができます。各投資家は、様々な投資情報のなかから自分が投資したい不動産の種類や立地条件、それに何といっても経済のファンダメンタルズを判断したうえで、株式投資と同じ感覚で不動産投資を行うことができます。REITと他の金融商品のパフォーマンスを比較したものです。この二○年間でみると、REITは株式投資とほぼ同程度の投資収益率を確保し、国債や不動産直接投資よりもはるかに高いリターンを生んでいることがわかります。また、この五年間ではREITの総合利回りは株式(S&P五○○)に比べてやや劣っているものの、インカム(配当益)部分だけをみればいかにREITが高配当かがわかります。

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