ドイツ流簿価取引型の不動産投資
【ドイツ流簿価取引型の不動産投資】アメリカ流の時価取引型不動産投資だけが世界のスタンダードではありません。不動産を時価評価して、キャピタルゲインをどこまでも追求していく時価型の不動産投資には、市場原理に基づいた時価相場が不可欠です。しかし、アメリカの例を見ればわかるように、公正な時価取引の信用で市場を常に安定させることは不可能です。市場は必ずどこかでオーバーシュートするものです。そこで、アメリカの時価型スタンダードとはまったく違うスタンダードを取り入れている、ドイツの簿価取引型不動産投資をスタディーしてみましょう。ドイツでは、不動産に限らず株式の世界でも時価発行増資という考え方がありません。すべて額面による発行が基本です。そこでは、不動産投資といえども半ば元本保証された定期預金に預けるような感覚で、多くの個人投資家が不動産ファンドに投資をしています。そして、ドイツ人投資家の感覚では、投資のパフォーマンスとは預けていた元本に金利分がプラスされて戻ってくることを意味します。つまり、投資元本に対するキャピタルゲインを初めから期待することなく、一方で元本が減ることも想定していない非常に保守的な投資感覚なのです。
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